今回の役は曙銀行貸付係職員、小笠原信夫を演じる。山浦氏Gメン出演63回目にして初めての役名つき。 | 小笠原信夫は同僚の女子行員、宇野沢子の為、5000万円を横領してしまう。 |
しかし小笠原は横領した5000万円を持って失踪してしまう。 | 新聞に載った小笠原の顔写真 | 警察からも手配される。 |
しかし、小笠原は5000万円を狙っていた宇野沢子に絞殺される。 | 死体はアパート1Fの床下に埋められてしまう。そして5年後白骨死体で発見される。 |
復顔(粘土法)の手順 |
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1.頭蓋骨からスタート | 2.粘土で肉付けします | 3.顔の形を作ってます | 4.目玉を入れます |
5.薄い石膏を塗ります | 6.型を強化するためスタッフと呼ばれる紙くず(針金も可)を付けて更に濃い石膏を塗ります | 7.石膏が固まったら頭蓋骨と粘土を取り除き鋳型にシリコンを流し込みます(本当は石膏を流し込むですが) | 8.顔のベースが出来上がりました |
9.かつらを被せます。 | 10.着色しています。 | 11.眉毛をつけます。 | 12.完成です。なおこの粘土法では復顔に最低1ヶ月はかかると言われ1週間ではとてもつくれません。 |
復顔術の歴史ワンポイント講座 |
腐乱死体や白骨死体が発見されると、身元確認が重要になってきます。わが国で初めて復顔術が採用されたのが1925年(昭和元年)ですが1976年(昭和51年)10月3日警視庁水上署管内の大井埠頭埋立地で発見された中年の労働者の他殺体で初めて捜査手配されました。僅かに残された指紋を照合するもファイルに該当がなく、警視庁科学捜査研究所で復顔術が試みられました。復顔の方法はほぼ上の画像の通りですが骨の上の軟部組織の厚さで年齢、性別などが判断されます。復顔には他に生前の写真などを使うスーパーインポーズ法というのがありますが現在ではコンピュータによる復顔法が主流になりつつあります。(参考文献:警視庁鑑識課発行資料) |
(心臓の悪い方はご遠慮ください。)